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組織活性化診断

サービスの趣旨

近年、社員の働きがいに対する意識は大きく変化しました。人材流動化が進む労働環境の中で、企業にとって人材の採用、育成、さらにそのモチベーションを向上し、いかに組織業績につなげるか、は重要な経営課題となりました。特に、社員の“働きがい要因”(社員が組織で働きがいを感じる要因)は、旧来のものから下記の要素を加え複雑化しています。

  • その組織でいかにスキルを上げ、労働マーケットで“値段”のつく人材になることができるか(自己成長)
  • 同僚と切磋琢磨し、自らが考える視点とは異なった付加価値が得られるか(優秀な仲間)
  • 自らの経験、スキルをお客様のため、社会のために役立てられることを肌身に実感できるか(世のため、人のため)

弊社が開発した「組織活性化診断」は、上記の視点を盛り込んで、従来の「社員満足度調査(ES; Employee Satisfaction Survey)」とはまったく異なるフレームワークを採用しています。従来のESでは、上司とのコミュニケーションや報酬面を中心とした設計思想になっていますが、弊社の「組織活性化診断」では、個人が仕事をしていく上で必要な要因をより幅広くカバーして、組織全体の活性化を目指した内容になっています。具体的には、以下の三つのカテゴリーで調査・分析を行います。

  • 本人の仕事に対する考え方や働き方(ワークスタイル)
  • 個人の働く環境を支援する仕組み(組織インフラ)
  • 組織と社会との関係、社会的影響(社会的リレーション)

図 組織活性化診断

組織活性化診断は、80数問の質問で構成されています。前記の三つのカテゴリーがさらに10軸に分類されており、80数問の質問はそれぞれの10軸にひもづくようになっています。つまり、診断対象の社員が質問に答えると、弊社の統計的手法によってその会社の組織活性化度が10軸のスコアとなって表現されるのです。10軸の中には、「キャリアプラン」「スキル」「ステークホルダー」「社会貢献」など前記の“新しい働きがい要因”を配置しており、多角的な分析が可能な体裁になっています。

さらに、弊社では調査会社の(株)日経リサーチ社と提携することで、同業種、同規模法人などのベンチマークデータとの比較を実現しています。貴社の設問ごとのスコアがベンチマークデータと比較することでより客観的に課題の把握につなげることができます。

図 サンプルデータ

サービス内容

組織活性化診断は、単に診断を実施し、課題設定をして終わりというのでは経営的な効果が得られません。活性化診断で抽出された課題に貴社の実状と実現可能性を十分に検討した施策案をご提示して、かつ貴社とともにその実現までご一緒することが大切です。弊社では、その実現までを全面的にサポートするため、次の3つのフェーズを用意しております。

もちろん、組織活性度は会社ごとに内容が異なりますので、それぞれのフェーズの設定、弊社のコンサルティング内容も貴社のご要望で柔軟に対応いたします。

なお各フェーズの期間は貴社の社員数、質問のカスタマイズ度などにより変わりますので、担当コンサルタントにお問い合わせいただければ幸いです。

図 プロジェクトご支援の全体像

  • 第一フェーズでは、弊社オリジナルの診断調査を行います。実際の調査票の配布の前に、対象者数、分析項目、ベンチマークデータ、質問案などを綿密に打ち合わせる必要があります。貴社のご担当者様をご指名いただき、その方と弊社で調査の段取りを決めてまいります。調査前に「課題仮説」として、貴社の課題のおおまかな仮説が得られれば、さらに調査の精度が上がってまいりますので、数人のインタビューを実施することもあります。

    組織活性化診断の調査票を対象者に配布・記入いただきこれを回収します。記入の匿名性を担保するために記入者から弊社に回答票を直送いただくなどの気配りも必要です。弊社で回答票を統計的に分析し、組織活性化に向けた貴社の経営課題を抽出します。診断結果を貴社のマネジメント層にもご確認いただきながら、解決に向けた施策案を考案していきます。

  • 第二フェーズは、前フェーズで設定された施策案に関して、具体的な取り組み項目に展開をします。診断結果をさらに検証するために、貴社の組織別・階層別にインタビューを設定して、弊社のコンサルタントが直接ご質問を行う場合もあります。

    課題は組織ごと、階層ごとに異なることが通常ですので、それぞれに詳細な実施計画案を立て、打ち手をどのような順番で、いつまでに行うことが、もっとも効果的かマネジメントの方々とのディスカッションで決めてまいります。

  • 第三フェーズは、実施に移した施策を一過性のものにするのではなく、PDCAをきっちり回していくための定着のご支援です。プロジェクトチームから組織の計画に展開された施策の進捗を客観的に測定し、問題点をチェックします。さらに、施策がどの程度定着したかを検証するために、組織活性化診断を一部修正した質問項目で再度実施し、進捗を確認します。

プロジェクトの典型的な進め方

第一フェーズを例に取ると、組織活性化診断の調査実施はおおむね以下のステップで実施します。

  • (調査仮説などの)お打ち合わせ
  • 診断の諸条件確定
  • 属性設問(男女、肩書き、組織名など)・挨拶状確定
  • 調査票配布、実査開始
  • 実査終了、回収票をご送付
  • 調査内容の中間報告(単純集計、クロス集計、フリーアンサー結果などのご報告)
  • 調査結果をもとにした貴社マネジメントとのワークショップ(通常は三回程度のワークショップ)
  • 最終報告書のご納品(コメント・まとめ・課題・施策案)

上記のステップの中で、貴社にお願いすることは以下の通りです。これ以外の作業はすべて弊社にて行います。

【貴社にご担当いただくもの】

  • 調査票の属性設問(部門、役職など)を確定
  • 調査実施部門・担当者・連絡先等の確定、依頼状の挨拶文などの確定
  • 社内における調査実施のご案内、配布、督促、(回収)
  • 実査期間中の問い合わせ対応(弊社も対応いたします)
  • ベンチマーク対象の決定
  • ワークショップの参加者確定、日程調整

前記の通り、この組織活性化診断は弊社が考えるオリジナルの設計思想で質問が組み立てられていますが、実際の調査実施前の打ち合わせで仮説設定を行い、事後には調査結果をもとにしたワークショップで課題の深化を行います。これらのサービスには弊社の経験豊かなコンサルタントが介在しながら、他社事例などをご紹介しディスカッションに参加します。これも他社に類を見ない弊社の特徴です。

弊社・コンサルタントスタッフの実績例

  • 大手損保会社の組織活性化に向けた現状課題抽出
  • 組織活性化診断による現状課題抽出
    • 大手化粧品メーカー
    • 大手総合商社
    • 大手ハウスメーカー
  • 組織活性化診断による組織課題の抽出・特徴把握、強み弱み分析

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